それでは姫、御座い札をお願いします。

姫
「月の国「スフィア王国」の王女
フィーナ・ファム・アーシュライトと
申します。
以後、お見知りおきを・・・って」

？

フィーナ姫
「何故私がこの様な格好をしなくては
ならないのですか？」

今回はお忍びで此方に参ったので、
それぐらいは行わなくては
ならなかったのです。

フィーナ姫
「だからと言って、髪まで変える
必要があるのですか？」

あるのですよ。
あ、目線此方に、手も振って
頂けますか。

フィーナ姫
「あ、はい」

昨年末（11'12月)の事なのですが、
HTD大阪のアフターでお迎えした
フィーナ姫を今までのオーバーメイクから
ヘッドの改修を行い、メイクも一新し、
オリジナルメイクとしました。

頬から顎にかけてエラが張ったヘッド
ですので、その部分を削り込み、幾らか
ほっそりさせ、アイホールも下に少し
拡張し、形状変更を行いました。

メイクは原作絵を参考に行い、眉や上睫は
近い感じにしましたが、それだけでは
おもしろくないので、下睫は私の好みに
描いてみました（ｗ
あ、眉はデフォメイクでは何故か緑でしたが、
他のウイッグでも合わせられる様に薄い
ベージュとしました。

陰影やリップははMr.カラーをエアブラシで、
睫や眉、二重のラインと口のラインは
リキテックスで筆描きし、各工程毎にUV
艶消しクリアのスプレーでコーティング後、
アクリルクリアにパールパウダーを混入した
ものをリップと目元に筆でグロスを入れ、
それを薄めたものを頬や目元にエアブラシで
軽く吹いています。
人間用アイラッシュも付けました。

ウイッグは今回ナツキのデフォのものを
付けています。

フィーナ姫
「じ～～～～～」

・・・・・・・・・

フィーナ姫
「じぃ～～～～～～～～～～～～～～っ」

・・・・・・・・・・(汗）

フィーナ姫
じぃ～～～～～～～～～～～～～～～～
～～～～～～～～～～～～～～～～～っ」

・・・相すみません。
ｍ（＿＿；ｍ

フィーナ姫
「・・・これはどういう事なんですか？」

え？
ですから姫に則したー

フィーナ姫
「これの何処が！？」

嫌いでしたか？
クマさん？

フィーナ姫
「そ、それは・・・」

フィーナ姫
「コホン、と、兎も角！次は
気をつけてください」
すりすり♪

事の他、ご満悦のご様子
なんですが・・・

フィーナ姫
「・・・何か言いましたか？」

いいえ、何も

ところで、今回のお出かけは
どうでしたか？

フィーナ姫
「まあ思ったほど、悪くはなかったわ」

それは上々

フィーナ姫
「だって貴方のところにホームステイ
（お迎え）してから、数回イベントには
連れて行ってもらいましたが、それ以外は
ず～～～っと家に居て、私だけで
こうやってお出かけした事は全く
無かったんですもの。
そりゃあこんな事でも悪くないと
思ってしまうわ♪」
にっこり（＾ｖ＾）＋

うっ(滝汗

重ね重ね、相すみませんです。
ｍ（＿＿;;ｍ

フィーナ姫
「私だけでなく他の子たちの事も今後は
よ～～～～く考える様に」

は、はいっ！

フィーナ姫
「では帰りましょうか」

フィーナ姫
「ふう、やっぱりなんやかんや
言っても、家は落ち着くわね」

・・・そうですね。

フィーナ姫
「？何か？」

あ～いつも思うのですが、
家でその格好って窮屈な感じが
するんですが。
まだお出かけした服の方が
楽なのでは？
（＾＾；

フィーナ姫
「此方の方が気が引き締まって
いいのです。
私が自然体でいられる、と言った
感じかしら？」

そんなものなんですかねえ。

フィーナ姫
「そんなものです。
それは置いておいて・・・」

はい？

フィーナ姫
「改めて、これからも宜しくお願い致しますね」

はい、此方こそ